OT occupational therapy 作業療法 2016 10 16

 個人差はありますが、
コーヒーが認知症予防に効果があると聞いたことがあります。
 それも、インスタントコーヒーではなく、
コーヒー豆からコーヒーを入れたものがよいという。
 今、スーパーでは、インスタントコーヒーが主力で、
コーヒー豆は売っていないかもしれませんが、
コーヒー豆からコーヒーを入れるとなると、
家電量販店で専用のコーヒーメーカー(コーヒーマシン)を買うことになります。
 しかしながら、全自動でコーヒーを作ってくれるとなると、
何の訓練にもなりません。
 そこで、手動で、つまり人力で、
コーヒー豆を挽くグラインダー(コーヒーミル)というものがあります。
 これならば、右手でも左手でも、
ある程度、力が必要で、時間もかかりますので、
作業訓練になります。
 しかも、コーヒー豆を挽く時に、
コーヒーの香りをかぐことになりますので、
匂いをかぐことも認知症予防になると思います。
 全自動の機械でコーヒーを作るよりも、
手動のコーヒーミルでコーヒーを作るほうが格別のおいしさを感じるでしょう。
しかも、手作業が伴うので、認知症予防にもなるでしょう。
 仕事を引退すると、毎日が日曜日のような状態となり、
単調な日々が続くことになるでしょう。
何事も便利すぎると、人間は、ボケてくるのです。
 そういう時は、全自動のコーヒーメーカーよりも、
手動でコーヒー豆を挽くグラインダーのほうがよいでしょう。
 これは、電源を必要としないので、
コーヒー好きならば、旅先にも持っていけるでしょう。
(注)
 コーヒーミルには、機械的な部分がありますので、
実際に認知症になった人には、
家族の人が作業を見守る必要があります。







































































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